この週末、函館に行ってきました。溜まりに溜まったマイルの消化旅行です。

函館旅行のお供はトヨタのルーミーにしました。乗ったことない車を旅先でレンタカーするのも旅行の楽しみの一つです。

借りたのは1リッターエンジン搭載の4WD仕様です。

両側電動スライドドアで、安全装備もそこそこ付いているようでした。とは言え自覚できたのは車線逸脱警報だけですけど。


車内はこんな感じです。

物入れはたくさんあって便利です。ドリンクホルダーも、前席だけで合計4か所ありました。特にインパネに引き出し式でついているドリンクホルダーは、深さもたっぷりで、置くドリンクのサイズによってホルダーの幅サイズを調整できる優れものです。

ユーティリティ性能という意味では、日本車のきめ細やかさは圧倒的です。まさにおもてなしの精神ですね。

後席の広さもたっぷり。シートバックの高さが若干低いことを除けば、十分快適に過ごせます。

また、前席と後席はウォークスルーで移動できるので、小さな子供がいたりするご家庭にはとても便利そうです。

ユーティリティ性能については上記の通り素晴らしいものがあるのですが、一方でデザインについてはエクステリア、インテリアともに不満の残るものでした。

デザインについては個人の好みの問題も大きいとは思いますが、少なくとも見惚れてしまう感じのデザインではありません。

インテリアも使い勝手一辺倒で、遊び心のようなものは感じませんでした。ただ、オープントレーの色に黒以外の差し色をしていることについては、室内が明るくなる効果があって良かったと思います。

荷室も機内持ち込み用のスーツケースであれば寝かせて置ける程度の奥行きがあり、不満なく使えそうです。

さて走ってみてですが、1リッターエンジンのパワーは十分です。

もちろん全く速くはないです。しかし、周囲の交通の流れに乗るには十分ですし、高速も余裕で走れます。加速は遅いですけどね。アクセル全開にしても、盛大な音の割に加速は穏やかです。とは言え、一度スピードに乗ってしまえばそこから先は不自由しません。

一方で、高速でのハンドリングは若干チョロチョロする感じです。函館近辺の路面はあまり良いと言えない状態だったのですが、その路面のウネリや穴に影響され、チョロチョロ動く感じがあります。また、車高があるので仕方ないのですが、横風の影響も受けやすい感じです。

不整路面のいなし方ですが、そこまで大きな不満はないものの、若干の心細さを感じる感じです。ガッチリ感が感じられず、脚の柔らかさのせいだけではない揺れ残りが感じられます。フロアがしなる感じです。

クネクネ道でのハンドリングは正確な方だと思います。楽しいという感じではないのですが、不満に思う感じでもありません。実直といった感じです。機能としては十分ですね。

ルーミーに乗りながら、お正月に乗ったN-BOXを思い出しました。N-BOXがこの車と比較するのに適当な相手だと感じました。

ルーミーはダイハツの関与が強いという事もあるのかもしれませんが、とても似たものを感じました。

小さいのに車内が天地方向に広く、ユーティリティも至れり尽くせり。安全装備もそこそこある。方向性が共通した二台だと思いました。

その上で、私はN-BOXの方によりシンパシーを感じました。

ルーミーは大きくなった軽、N-BOXは軽サイズにしたハイトワゴンという印象を受けました。

ルーミーに軽自動車比でどんなアドバンテージがあるかなと考えたのですが、5人乗車になることと、絶対的な室内空間が若干増える事だけかな、と。

一方でN-BOXが軽である事でルーミーに対して失ったものは、実質的には1名の乗車定員だけなのかなと。4人しか乗れませんけど、維持費は安く、ボディのがっしり感も上で、車内スペースはそれほど犠牲にならずに車体サイズは圧倒的にコンパクト。ハンドリングもしっかりしていて、加速性能も体感上は同等。

こうなってくるとわざわざルーミーを選択するモチベーションはほとんどないかな、と。仮にウチでどちらかを買うとしたら、迷わずN-BOXを選ぶと思います。

「小さい事」のもたらしてくれる利便性を享受することができて、それ以外の運転に関する性能部分では同等。これだと軽を選ばない理由がないと感じてしまいます。

逆に普通車のコンパクトカーは、軽にはない何かを提示できないと、軽に対して競争力がない。そんな風に感じさせるほど軽の機械としての出来が向上している時代なのですね。勉強になります。

次レンタカーする時は、軽ならハスラーとかジムニー、普通車だとC-HRとかXV、シビックなんかに乗ってみたいところです。


それでは。

アルピーヌのHPに、ジュネーヴショーでカタログモデルのA110がデビューする事が発表されました。

AUTOCARの記事によると「A110ピュアは、加飾装備を最小限にした軽量モデル。A110レジャンドは、レザーシートを装備した豪華仕様です。」とのこと。

特に興味のあるのは走りに振ったPURE仕様。このPURE仕様は1.8ℓ4気筒ターボ(252ps/32.6kg-m)エンジンに1080kgの車重とのこと。つまり、コンペと同じ様な車重に252psのエンジンが乗ったミッドシップスポーツです!

これは良さそうですね。非常に良さそうです。ソリッドの青もしくは黄色が有れば言うことなし。そんな仕様が輸入されたら、購入を躊躇させるものは何もなさそう…

ジュネーヴショーで詳細が発表されるのが待ち遠しいです。


それでは。

595コンペティツィオーネに乗り換えて、自分のクルマ趣味について明確になってきたことがあります。

私の場合、あまりスピードを出すタイプではありません。それはスピードが嫌いという意味ではなく、若かりし頃にスピード違反で捕まった苦い経験から、取り締まりを恐れてスピードを出さないというだけの話なのですが。

そんな事情から、これまでの車選びでは「パワーのあるクルマ」より「機敏なクルマ」「乗り心地の良いクルマ」「見た目の良いクルマ」を優先していました。

パワーはあってもどうせ使わないし、という感覚で。

実はこれまでの車歴でいうと、今のコンペが最もパワーのあるクルマなんです。これまでは大体100~150psくらいのクルマばかりでした。それでいてパワーに関する不満は全くありませんでした。ツインエアのチンクの85psですら十分だったのです。

ところがここにきてコンペに乗り、1120キロの車体に180ps、つまりパワーウエイトレシオ6.2kg/psの車に乗ってみて分かったんです。「やっぱりパワーのあるクルマが好きなんじゃん」と。

確かにフルパワーを使うことなんてしません。サーキットに行くわけじゃないので。それでも、合流での加速や追い越し時の加速、制限速度内であっても速度変化を伴う運転においてはパワーの恩恵を受けることが多いということを再認識したのです。たかが180psであっても分かりやすく恩恵を受けられるのですから、例えば500psなんていう世界はもっと楽なんだろうな、もっと刺激的なんだろうな、と。

自分の趣味を見つめなおしてみると、自分の意思、操作に対してビビッドな反応を示すクルマを求めているのだと分かったのです。ビビッドな反応というのは、これまでのクルマ選びでも重視していたハンドル操作に対する機敏な反応、踏んだだけ効くブレーキ、そして意図しただけの加速が得られるパワーを直ちに得られること。

これらの要望を考えると、軽く、小さく、パワフルなクルマこそが私の求めるクルマなのだと。もちろん見た目の良さという要素は相変わらず重要です。これはマストですね。

一時期、もしかしたらラグジュアリーなクルマがいいのかなぁ、と思う時期もありました。でも今はハッキリと「そっち方向じゃないな」と思っています。ラグジュアリーにすることで重くなるくらいなら、チープでも軽くビビッドなクルマがいいな、と。

という事で、今のコンペは理想にかなり合致するクルマのようです。クルマに限らずモノ選びに関するそもそもの性向として、平均的にハイスコアなモノより、一点豪華主義的というか、突き抜けた何かがあるモノを好む傾向があります。その意味でも、走り方向だけに振り切ったコンペは理想的な選択肢であるわけです。

今コンペ以外で気になる車としては、以前の記事でも書いたアルピーヌA110があります。これは若干大きいものの軽く、ある程度パワフルで、かつ見た目も良いです。ハンドリングの良さは色々な試乗レポートで報告されているので、期待大です。

その他としてはアルファロメオ4C、ロータスエリーゼ、マツダロードスター、ホンダS660なんかが気になります。見事にツーシーターばっかりですね…

それに加えて最近気になり出したのはゴルフRです。1510キロと若干重く、大きめではありますが、310psと十分にパワフルで4.9 kg/psとコンペよりもパワーウエイトレシオが良いですから、きっとビビッドな動きをすると思われます。実はゴルフRの存在に気づいたのは最近で、コンペと同じ様な低音を響かせて街中を走るゴルフに気づいたのがきっかけでした。なんでゴルフがあんな音させてるのかと。エンブレムを見たらRとあり、ああこれがゴルフRかと。ゴルフのイメージからすると随分と下品な音をさせていることに驚きでした。なかなか良さそうなクルマですね。試乗してみたいなと思いますが、試乗すると危険なんですよね…コンペ程の熱さというか、おバカさはないと思いますが、単純な走行性能では上そうなので。

まあゴルフRには黄色が設定されていないですしね。兄弟車?のアウディS3には黄色がありますが、あれは少しラグジュアリーに振れているので、あまり食指が動かないのが救いではあります。

それと、ドイツ車に感じる理性的な部分にあまり共感しなくなっていることも救いですかね。

上の写真に写っているロードスター、コンペと並べてもコンパクトに見えます。軽く小さく見た目も良いという意味では良いクルマです。あとはパワーですかね。124スパイダーはロードスターよりパワーはあるのですが、見た目についてはロードスターの方が好みなんですよね…特にRF、あれはカッコいい!


今の私にとって、アルピーヌA110が一番危険な存在であることに変わりはなさそうです。


それでは。

N−Boxについて、エンジンの印象を書き忘れていました。

正直に言いますと、この車がターボ版なのかNA版なのか、全くわかりませんでした。

印象として、トルクフルであったことと中間加速も良かったことからターボの方かなとは思いますが、ターボっぽい盛り上がりは感じなかったんですよねぇ。実際のところはどっちだったのでしょう?

ただ何れにせよ、パワー感トルク感とも日常の足としては十分以上です。

なお、合計345キロ走って給油量は14.96リッターでしたので、燃費換算すると23.06km/lになります。

渋滞と高速走行こそなかったものの、街中やアップダウンのある峠道を含んでのこの数字なので、これまた十分以上ではないでしょうか。

おそらく、排気量の事情から高速巡航時には燃費が悪化することが予想されますが、それでも高速巡航がメインの使い方という車ではないでしょうから、日常走行でのこの好燃費がもたらす利益の方が大きいと思います。

実にいい車でした。


それでは。

石垣島で観光の足にしていた新型N−Box、とてもいい車でした。

日々の移動手段、生活のお供としてなら、これ以上は必要ないと思える出来です。

狭い道も安心ですし、そこかしこに便利な収納が付いていますし、車内も広く、特に天地方向が広いために車内で前席から後席への移動もできますし、電動スライドドアは便利だし…ツールとしていうことは何もない出来でした。

シートバックポケットが二つ付いてたり、コンビニフックが付いていたり、

リアシートの窓にはサンシェードが付いていたり、

USBで充電できるポートが二つあったり、カップホルダーもたくさん、オートエアコンも装備、

視界確保のための三角窓(台形窓?)も大きくて見やすいものでした。

安全装備も充実していて、LKAとACCまで付いている始末…軽自動車でこの装備だと、これ以上何を求めろというのか?という感じです。

ただ、ACCの制御に関しては以前に乗ったヴェゼル同様、停止までは行かないものでした。停止付近の速度になると警告音と共にACCがオフになる制御です。118dの場合は全車速対応で使い勝手が良かったのですが、その意味ではあまり便利なACCではないなというイメージでした。ここが全車速対応になったら言うことなしですね。


驚いたのはハンドリング性能についてです。

前回も書きましたが、この新型N−Boxの足回りはフワフワです。フラット感というよりは、船の様な感じですね。

横風の吹く海辺などでは、横風に煽られて左右方向に揺れる感じすらあります。

こんな感じなので、コーナーに速めの速度で突っ込んで行こうという気になりません。というより、速い速度でコーナーに入ることが怖い感じです。

例えばこの様な(↓)カーブが現れた時、

制限速度の40キロで侵入するのも怖いくらいの感じです。

しかし、実際にそのスピードで飛び込んでみると、あっさりと行けちゃうんです。本当にあっさりと。

アンダーステアを感じるわけでもオーバーステアを感じるわけでもなく、極めてニュートラルな感じで行けちゃいます。コーナーの途中でハンドルを切り増しても、実に正確に応えてくれます。この車、「不安感」という要素を除けば、ハンドリング性能も相当高そうです。

事前にはあまり期待していなかっただけに、衝撃的な良さでした。

日常の足として車が必要なら、現状では第一選択肢になりそうな車です。

車って乗ってみないと分からないものですね。


さて帰京後、コンペの今年の初乗りをしました。

やっぱりコンペが好きです。

リニアでハードな乗り味とビビッドな反応、ダイレクトなミッションに刺激的な加速。

趣味の車としては圧倒的にコンペです。当たり前といえば当たり前ですが。

なんだか両極端な二台に乗った新年でした。


本年もよろしくお願いいたします。

それでは。


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