- 2017.03.05 Sunday
エコプロモードの楽しみ
118dには、走行モードをエコプロ、コンフォート、スポーツ、スポーツ+と4種類選択できる機能があります。
このエコプロモード、エコプロというだけあって運動性能より燃費性能を高める制御になっています。
BMWの公式webサイトによると、
「ECO PRO モードを選択すると、エンジン・レスポンスやシフト・タイミングの最適化に加え、オートマチック・エア・コンディショナーなどの作動も効率的に制御し、燃料消費量を抑制します。」
とあります。
また、エコプロモードのみの機能としてコースティング機能があります。公式webサイトでは
「ECO PRO モードで 50 〜160km/h 走行中にアクセルを離し、ブレーキを踏まないでいると、コースティング機能が働きます。エンジンが駆動系から切り離され、車両はアイドリング状態で惰性走行し、燃費の向上に貢献します。」
と紹介されている機能です。
この機能、実際使ってみるとかなり面白いんです。「慣性ってすげーな」って感じることができます。
例えば高速道路で100キロで走っている時にアクセルから足を離すと、まずエンジン回転数が800〜900回転程度に落ちます。
そこでコースティングが始まったことがわかるのですが、意外なことに車速って急には落ちてこないんです。
コースティング状態ではない時にアクセルから足を離すとみるみる車速が落ちますよね、あれが全くない不思議な走行感になります。まるで氷上を滑走しているような、そんな感覚です。
冷静に考えてみればコースティングしてない状態ではエンジンブレーキが働くという当たり前の事実に行き着くのですが、その当たり前であるエンジンブレーキが、普段結構強く働いているものなんだということを再認識させられました。なんとなく、エンジンブレーキを実感できるのは下り坂みたいな感覚に陥ってしまっていたので。あまりに当たり前な挙動は認識しなくなっていたというか。
コースティングですが、先ほども言った通り意外な程車速が落ちていきません。
コースティング状態における走行抵抗ってタイヤの摩擦と、コースティング状態でも回転しているものを回す力とその回転体の摩擦くらいなものかと思いますが、それが意外と少ないんだなという感じを受けます。
100キロからコースティングに入ると、90キロに落ちるまでに数キロ走っているイメージです。(ごめんなさい、実際に走行距離は測定できていないので、あくまで感覚です)
上り坂になるとてきめんに車速が落ちますし、逆に下り坂では加速していきます。自然の法則を感じることができる楽しいモードです。
ただ、エンジン出力が絞られているので、アクセル踏み込んで加速するときはかったるいんですけどね。
さて、納車時の感想として以前「コンフォートで走っているとき。発進の際にミッションのスリップ感を感じます。エンジン回転の上昇とスピードの上昇がいまいちリンクしない感覚とでもいいますかね。」と書きました。
この感覚、最近感じなくなってきました。
ミッションが学習したのか、それとも私が「この感覚が普通」と学習させられたのかわかりませんが。
先日、某PAでC-HRと隣同士になりました。
118dを買う前にC-HRも試乗して、いい車だと感じていました。
最近街中でも走っているのをよく見かけますが、太陽光の下で見ると改めてマッシブでいいデザインだなと感じます。
いい車が続々出てくるのは楽しいです。
それでは。
JUGEMテーマ:BMW
- 118d
- 10:30
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- by 118diesel